臨床美術士 活動レポート
仙台元気塾(宮城県仙台市青葉区)
あーと・かふぇ
2011年12月10日(土)、仙台元気塾で「あーと・かふぇ」を開催し、東北福祉大学 予防福祉健康増進推進室の臨床美術士 菅原布美子が活動を行いました。
12月のプログラムは『慈姑(くわい)の正月飾り』。
師走、「もういくつ寝ると・・・♪」そんな歌が聞こえる何かと忙しい時期、手作りの正月飾りで新しい年を迎える準備をしました。参加者は20代から70代の男女7名。幅広い世代の方が一緒に楽しめるのがこの教室の特徴です。
今回のモチーフは「慈姑」。
慈姑は、蓮科の仲間で沼地など湿気の多いところで育ちます。その形から「芽が出る」縁起の良い食べ物としておせち料理で昔から食べられてきました。
太くしっかりしたとした芽をグッと伸ばすため、慈姑の実にはエネルギーがたくさん詰まっています。成長する様子を想像しながら力を込めて描いていきます。
スーッと素直に生長するもの、曲がりながらも力強く育つもの・・・。他の参加者が描いた様々な作品と出会えるのも魅力です。
最後に箔を貼って完成です。赤と金、慈姑の存在感がお正月らしさを引き立てました。