よくある質問Q&A
臨床美術は、アートセラピーとは違うものですか?
日本人の多くが「アートセラピー」とは、絵を描き心理状態を分析する、いわゆるアートサイコセラピーを思い浮かべるようです。これらは心理学的なアプローチといえます。
臨床美術は、 医師らとチームを組んだ美術家からのアプローチであること、そして脳科学に基づいたプログラムであることが大きな特徴です。
【 特徴1 】
美術の手法の中から右脳を使う作用が強いものを選び、
感性を刺激する働きかけを行うことで脳の活性化を狙います。
【 特徴2 】
美術に縁がなかった参加者からも苦手意識を取り払い、
いつの間にか自然に自己表現ができる工夫を随所に凝らしています。
【 特徴3 】
本格的なアート性を有するプログラム
【 特徴4 】
完成した作品は、分析に用いることありません。
『鑑賞会』の時間を設け、臨床美術士がそれぞれの作品の素晴らしいところを
具体的に作者に伝えます。その繰り返しが意欲や自信の向上につながります。
美術を専門的に学んだことがありませんが受講できますか?
臨床美術を学びたい方は、どなたでも受講できます。
詳しい画像付テキストではじめての方でも安心して始められます。
臨床美術士として認定されるためには?
臨床美術士養成講座を修了し、日本臨床美術協会の会員(資格認定会員)になることが前提となります。
5級受講申込時にお支払いいただく総額には協会への入会金、今年度会費、認定費用が含まれております。日本臨床美術協会資格認定会員の継続をしていただく事により資格が維持されます。
会員継続が前提であるため、次年度からは年会費10,500円を毎年納めていただくことになります。(3月末自動引き落とし)
資格を取得するにはどれくらいの時間がかかりますか?
5級取得コースは約5ヶ月間、4級取得コースは約5ヶ月間で講座を修了できます。
その後、資格認定までに約1ヶ月〜2ヶ月程度かかります。
資格を取得するにはどれくらい費用がかかりますか?
各コースによって費用が変わります。各コースのページをご確認ください。
資格取得者はどのように活動をしていますか?
地域の施設や活動団体を通じて臨床美術を実践している方が一般的で、ボランティアまたは有償ボランティアとして求められることも多いのが現状です。
また、施設職員や美術教室の講師が、自身の仕事の幅を広げるために資格を取得する例もあります。